厳選三句

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足をテーマにした俳句(厳選三句)

春暁や足で涙はぬぐえざる 美秋この句に、作者の背景を知らないで詠めば、いわゆる俳句のパターンの一つである当たり前のことを意味を持たせるごとく言う「牛は足が四本で野菊が咲いていた」(中塚一碧楼)のように思える。しかし、美秋は筋萎縮性側索硬化症...
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梅をテーマにした俳句(厳選三句)

勇気こそ地の塩なれや梅真白 草田男この句に、最初に出会った時、何だか意味が解からなかったが、妙に惹かれた。意味の読み取れなかったのは、勇気が何故、地の塩なのかという疑問だった。後に草田男の自句自註─(『地の塩』は『信仰者』を指している。(中...
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枯をテーマにした俳句(厳選三句)

火遊びの我れ一人ゐしは枯野かな 乙字乙字は明治、大正俳壇の論客だった。碧梧桐の弟子として、「俳句界の新傾向」を発表した。その要旨は、従来の明治新派の俳句は、一読直ちにその景を目前に浮かべる直叙的活現法ともいえる句が多かったのに対し、特性を指...