厳選三句

夜をテーマにした俳句(厳選三句)

夜明けには苅田の足型動きだせ 鬼房稲作はおよそ2000年前の弥生時代から行われていたと言われていたが、最近の発掘調査で縄文後期まで、遡るといわれている。わが国に野生の稲がなく、中国大陸(華州)から九州へ。または、朝鮮半島経由で南方から沖縄へ...
厳選三句

手をテーマにした俳句(厳選三句)

手が見えて父が落葉の山歩く 龍太父、飯田蛇笏を昭和三五年を詠んだ飯田龍太の句だが、その頃は蛇笏は老年。自解文に「早春の昼下がり、裏に散歩に出ると,渓向うの小径を、やや俯向き加減に歩く姿が見えた。(中略)明るい西日を受けた手だけが白々と見えた...
厳選三句

実をテーマにした俳句(厳選三句)

栗甘くわれら土蜘蛛族の裔 清子広辞苑によれば、土蜘蛛は神話伝説で、大和朝廷に服従しなかったという辺境の民の蔑称、と書かれている。即ち、反体制の神として土蜘蛛のように、土着して時の体制に臆することなく、生き続けた子孫の総称。清子は、自らの身を...